こんにちは。
少し久しぶりの更新となります。
昨晩遅い時間に降った雨も止み、
朝から青空の広がる東京の昼下がりです。
朝晩、めっきり冷え込むようになりました。
ご体調崩されたり、されていらっしゃないでしょうか?
お昼前に、水やり作業をしてまいりました。
活動報告の更新とともに、
私にとっては、水やり作業自体が少し久々でもありました。
屋上いっぱいにあった鉢もコスモスの鉢がなくなり、
少し寂しくなった感じはありますが、
残りの鉢は日々成長や変化を見せてくれています。
今日の写真は、ヘレボラス(ヘレボルス)の鉢です。
10鉢あるヘレボラスの鉢で、わずか1鉢、
わずか3輪ではありますが、開花していました。
生い茂る新芽からの葉っぱの陰で、こっそり下向きに咲いていたので、
なかなかわかりづらく、
本当に「ひっそり」という感じで、咲いていました。
色も淡く、とても奥ゆかしい花です。(笑)
ヘレボラスの鉢を見ていると、
夏場のひなびたというような葉も残っていたりはするのですが、
秋になってから新芽が出てきました。
その新芽からどんどん色味が濃く、鮮やかな色の、
いかにも活力にあふれた葉っぱが生い茂ってきています。
今回の花は、比較的新芽の根の部分に近かったので、
比較的早く開花したのとともに、
その後上に生い茂っていた葉で、なかなか気づかなかったのかもしれません。
写真からもみてとれるんですが、
(中央の葉の一部や左下の)
茶色の葉は、枯れ葉だったり、落ち葉ではありません。
先ほど申しあげた夏場の葉の名残で、この葉も生きています。
同じ一本の根のヘレボラスがいろいろな面を見せてくれるとともに、
人間の一生に、教訓を与えてくれるような気がしています。
一度挫折したり、不調になったり、
誰しも人生で経験することだと思うんですが、
とにかく生き続けていくことが大事で。
その低迷期は、どんなに見てくれが悪かったり、大丈夫かな、と
思える状態だったとしても、
時が来て、また元気に活動できることができるようになれば、
立派な花を咲かせることもできるのでしょう。
人間でいえば、
大輪の花を咲かせるような成果をあげたりすることがなくても、
平凡でも幸せに感じる生活を送れることだったり、
活き活きと生きられることができたら、充分かもしれません。
特にはヘレボラスのように活動を休んだり、停滞させて、
明日へ備えるということも大切なのかもしれません。
ヘレボラスの夏場・・・
こんな写真しか残っていませんが、
もっと茶色い葉が目立って、この鉢大丈夫なのかな?と思ったことがありました。
それが経った2,3か月で、ここまで生き生きとする様子を見られるようになって、
なかなか感慨深いです。
夏場は活動休止し、冬場に向けて活動が活発になる、
ヘレボラスのただの特性、といえばそれまでなんですが、
ずっと鉢を見てきて、ちょっとこの開花には、喜びと、
いろいろと思うところがありました。
少し長文になってしまいましたが・・・。^^;
今日は、この辺で。